Entries

このシーンのためにこそ、この配役があった!





先日の大河ドラマだが、もう、ガクトを魅せる
ための回であったと言っても過言ではないと
思う。
(もちろん大歓迎。美しいものはいくらでも
見たい)
歴史関係の本にも載っていた、謙信が敵である
北条氏の本丸、小田原城の前にたった一人で
現れ、城の至近距離に座りこんだあげく、飛んで
くる矢や鉄砲の弾に全く動じることなく、そのまま
悠々と茶を飲んで帰っていったというエピソードが
今回の大河ドラマでも演じられたのだが、このシーン
のためにN○Kは、ガクトを起用したといっても言い
だろう。
謙信は、「自分は毘沙門天なのだから、矢や鉄砲が
あたることは絶対にない」と言ってこんな危険な行
動に及んだわけだが、このシーンのガクトは本当に
美しい軍神そのものだった。
ガクトの人間離れした現実味のない美しさが、謙信の
この狂気ともいえる行動をものすごく説得力あるもの
にしていた。
次々と襲いかかる矢や鉄砲の中で怖いくらい美しい
笑顔すら見せて茶を飲むガクトの姿は、本当にここ
だけ異世界。
「この武将は、全く次元の違う世界に住んでいる
現人神である」という存在感をものすごく放って
いた。
(この美しくも妖しい凛としたオーラのせい
で、矢や弾が自然によけていく。そんな感じ
だった。なにせ手の甲冑に弾があたる(これ
は痛くも痒くもない)くらいのスレスレ状態
なのだ)
このシーンは、ガクトが謙信だったからこそ撮れた
シーンだと思う。
ガクトの美しさがなかったら、本当にただの漫画だし、
上杉謙信は単なるきちがい、下手をすると笑いを誘う
ギャグシーンにすらなっていただろう。
いくら当時の鉄砲が連射ができず、まともに的にあたり
にくいものであったとしても、総大将がこんな不用意な
ことをすること自体、既に狂気。
見ていてゾッとするような怖さ、迫力も感じたが、この
怖さはガクトの人工的ともいえる美しさがあったからこ
そだと思う。
敵の北条氏を馬鹿にしているともいえるこの行動は、
おそらく他の役者さんが演じていたら、「花の慶○」
という漫画の主人公、前田なにがしみたいな感じに
なっていただろうが、これでは謙信とはテイストが
違ってしまう。
(ちなみに自分はこの漫画も前田なにがしも
大好きだ)
あくまでもここでは人間ばなれした謙信の狂気と
カリスマを感じさせないとならないわけだし、
今回のこのシーンは、ただ巧いというだけの
役者ではできないシーンなのだ。
(ガクトは、多くの人間をトランス状態、異世界に
誘うという、大きなコンサートをやっているミュー
ジシャンだからこそこのシーンができたのかもしれ
ない。このシーンを観ていた視聴者は、ガクトの
コンサートの客になっていたに等しい)
ガクト謙信、最大の見所ともいえるこのシーン、
ここを演じきったガクトは、十分に今回の大河
での自分の役割を果たしたといえると思う。
実に素晴らしかったし目の保養だった・・・・・・








さて、ガクト謙信はすっかり自分のことを
毘沙門天そのものであると勘違いしている
わけだが、人間であることには変わりない。
ガクト謙信は、ついに今回、「恋」に落ちて
しまったのだ。
宗教への入れあげが高じ、ずっと女との色恋沙汰は
避けてきたし関心もなかったガクト謙信だが、今回
出会った伊勢さんという人妻には完全にノックアウ
トされてしまう。
なにせ伊勢さんは、ガクト謙信の死んでしまった自分の
お母さんとソックリなのだ。
(故人であるお母さんの名前は「虎御前」。すごい
名前だ)
ベタな理由だが、この理由は男が女に惚れるには最強の
理由。
(これでは出家してしまった浪さんだってかなわない)
ガクト謙信は、おそらくこれが「初恋」なんだろう。
女とまともにつきあったこともないし、ガクト謙信は
呆れるくらい一直線に伊勢さんにアタックしてしまう
のだ。
恋愛における駆け引きも知らないし、したこともない
ガクト謙信は、とにかくせっかちだし、「間」という
ものがない。
一目惚れしたと思ったら、その場で即、いきなり
強引な行動を見せる。
この、義に生きるガクト謙信が、伊勢さんを「人質」に
したあげく、「富士山を見せてやる」と言って、自分の
本陣に連れていってしまうのだ。
(しかも伊勢さんの旦那が目の前にいると
いうのに全くおかまいなしに伊勢さんに
アプローチするガクト謙信。旦那は自分
の妻が謙信のお手つきになるか心配して
いるというのに。もちろんガクト謙信は
伊勢さんに○○○は迫らないというか、
そこまで考える余裕も溜めもないから
いらぬ心配だけど)
おまけに嫉妬に狂ったのか、ガクト謙信は伊勢さんの
旦那に難癖つけて鞭でめった打ちだ。
(このシーンのガクトは感情・私怨丸出しで、極め
て人間らしかったし、まるでSMの女王様のように
ノッていた)
おおよそ今までの潔癖なガクト謙信からしたら考えられない
ほど理不尽な行動だが、なにせ謙信は今まで恋をしたことな
いんだから仕方ない。
(微妙な駆け引きなんかできないし、自分でもこの初めて
感じる感情をどうしていいのかわからないのだ)
伊勢さんを自陣に連れてきてしまった行動の速さ、強引さ
だが、これを演じるガクト謙信はものすごく自然だった。
もしかしたらガクトはプライベートで女性を口説くときも
こうなのではないか?
ガクトみたいに、自分のやるべきこと、成すべきこと、ポリ
シーがはっきりしている人間というのは大概せっかちだし、
目的のためには最短距離をとる傾向にあるからな。
(くねくね曲がる、まどろっこしい手段はとらない
だろう)
ただ、ガクト謙信は伊勢さんと○○○したいわけでもなく、
なにやら、男の子が母親に自分のことを認めて欲しくて
懸命になっているという感がある。
小田原城にたった一人で向かい、あのような狂気な
行動をしたのだって、伊勢さんに自分の存在を認めて
もらいたくて行ったのだ、ガクト謙信わ。
(伊勢さんがガクト謙信の実力を認めなかったため、
「では証明してやろう」とガクト謙信は敵の城に
向ったのだ。あまりのガクト謙信の唐突さと性急
さと突飛さに、伊勢さんはあっけにとられていた)
きっとこのガクト謙信は、伊勢さんがあっさりと自分と
○○○したがったら、逆に幻滅するのではないかと思う。
このガクト謙信の、ウブな少年のような恋心を一番
わかっているのは、緒方拳演じる宇佐美なのかも
しれない。
ガクト謙信が、なんで一人で敵の城に向ったのか
わかっているようだったし、理解すら示していた、
宇佐美わ。
(なにやら嬉しそうですらあった、宇佐美わ。
やっとガクト謙信に人間らしい感情がでてきた
からか?)
この宇佐美は一番ガクト謙信のことをよく見ているし、
ガクト謙信のことを一番理解している人間だろう。
伊勢さんが登場する前は、ガクト謙信が驕っていると
心配していた宇佐美だが、このガクト謙信の危険な
行動は、決して「驕り」からでたものではなく、「恋」
からでたものだということがわかっているような感じ
だった。
(緒方拳はこういう細やかな演技をする。表情や目の
使い方、わずかな演技と台詞まわしで、ガクト謙信に
対する宇佐美の感情をそのシーン、シーンで表現し分
けるのだ。さすが名優)
それにしても伊勢さんは自分の旦那に冷たい。
ガクト謙信に自分の旦那が鞭でめった打ちにされていると
いうのに、伊勢さんは止めに入らない。
ただ見ているだけなのだ。
(旦那を心配しているようにも見えなかった)
伊勢さんは自分の旦那が嫌いなのか、実わ?
ガクト謙信は確かに強引だし伊勢さんを人質にし
ているが、別に危害を加えるわけでもなし、まるで
子供みたいに伊勢さんにまとわりついているだけ。
(ガクト謙信は、まるで、ママに誉めてもらい
たくて、自分がとった100点のテストをママ
に見せつける子供みたいなもんだ)
しかもガクト謙信は脂ぎった妖怪みたいな権力オ
ヤジでもなく、伊勢さんの旦那はとてもかなわな
い超美形。
伊勢さんの旦那は、自分の家柄をやたらと誇示する
ような嫌なところもあるようで、あまり性格がい
いともいえないし、伊勢さんだってガクト謙信の
方がまだいいやなんて思っているのかもしれない・・・
(母親を慕う子供のようなものだと思えば
扱いやすいだろう)







そうそう、上杉謙信は越後の武将で、大変酒の強い
武将でもあったわけだが、ガクト謙信も酒が好き。
(女は断てても酒は断てないようだ)
今回も酒を飲むシーンがあったが、ガクト謙信は
史実の謙信のように酒が強く、全く乱れることなく
杯を重ねているようだったが、これには隣にいた
「馬鹿殿」関東管領もおどろき呆れているよう
だった。
馬鹿殿は、なにやら意識がぼんやりしてきて眠くなってき
ているというのに、ガクト謙信はいくら飲んでも表情ひと
つ変わっていない。
確かに、越後の方々は現在においても酒がメチャクチャ
強い。
(自分の身内にも越後出身者がいるからわかる)
これはドラマ中のシーンというだけではなく、現在の
現実でもあてはまるかも。
たとえ大酒飲みでならしている関東者でも、越後に
行ったらタダの人。
越後の方々の酒の強さは日本一だ。
(越後の方はおとなしい方が多く、とにかくみんな
の前で口を開くには酒の力が必要だということも起
因しているのかもしれない。関東の某県なんか、我
先に口を開き、誰も人の話なんか聞いてないという
のにえらい差だ)






年末でこの「風林火山」も終わってしまうのか
と思うと寂しいなあ・・・・
今回の大河は、ガクト謙信がいたからこそ
こんなに見ごたえがあったし、他の俳優さん
達も触発されたのか素晴らしい演技と個性を
見せていた。
ガクトには是非、「坂の上の雲」の主役の
兄貴役をやってもらいたい、本当に。
けっこうハマると思うぞ。
(それに軍服の長靴は、ガクトみたいに脚の長い
長身でないとキマらないだろう)







0件のコメント

コメントの投稿

新規
投稿した内容は管理者にだけ閲覧出来ます

1件のトラックバック

[T2] 【 上杉謙信 】について最新のブログの口コミをまとめると

上杉謙信に関する最新ブログ、ユーチューブ、ネットショッピングからマッシュアップした口コミ情報を提供しています。
トラックバックURL
http://iroirodayon.blog111.fc2.com/tb.php/38-5657d7f4
この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)

Appendix

プロフィール

Author:べに
FC2ブログへようこそ!

最近の記事

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ